便秘とは「3日以上便が出ないこと、残便感がある状態」と定義されています。
しかし、便秘の苦しさは人それぞれで、出ない日数に関わらず、
不快感や膨満感、疲労感などを感じる方もいます。
それに耐えかねて「便秘薬」を使用する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一時的には便が出て、すっきりするのですが、長期間に渡り服用すると、
だんだん薬が効かなくなり、規定量よりも多い数の薬を飲まないと出なくなった、
何も腸が反応しなくなってしまったという方が非常に多いのです。
お通じに水分が不足すると便が腸内で硬くなり、腸に詰まってしまいます。
便秘薬は腸を刺激して、腸の中に水分を集めて、便をやわらかくすることで排便を促します。
特に市販でも販売されている「センナ」「プルゼニド」「センノシド」等の大腸刺激性の成分は
腸へ強い刺激を与えて、排便を促すので、長期に渡って服用すると、便秘は治らないどころか、
逆に腸の状態を悪化させてしまう原因になります。
長期間服用をしないように、普段から水分摂取量を増やしたり、食事の量や質を気にしたり、
腸は唯一自分で触れられる臓器なので「腸もみ」をして腸を労わってあげましょう^^
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